今日も、Twitterを社会起業家のキーワードで検索し見ていたら、「社会起業大学」が話題になっていた。そのサイトはここ

人材開発会社のリソウル(株)(千代田区二番町)がやっている生涯学習講座で、四ヶ月で47万円、こんなに高くて受講者が集まるんでしょうか。


11月に一流大学の先生と話していて、学生は社会起業に関心があるんだから関係の講座をもっと増やしたらいいのにと話してら、その通りだが教える先生がいないんだと言っていた。


先生不足はその通りである。中身の薄い講座はすぐに受講生に見抜かれてしまうので簡単に講座を開けないが、社会起業大学はだいじょうぶだろうか。


このところ、ツイッターに勢いがあるので、どんな書き込みがあるのか知るために見ている。でも、140字の「つぶやき」なので、投稿数は多いが見るべき卓見はない。ツイッターに卓見を求めてはいけない感じである。


日曜日の新聞に東大の坂村健教授がツイッターについて「ブログと違う規則設計」を書いていたがこんなことをいっていた。


・新聞はミニブログといっているが、実は規則の設計がブログとは違う。
・ブログはオープンさのために悪意のコメントによる荒らしがある。SNSはクローズブログだが、クローズすぎている。
・そこで「広く私の意見を聞いてほしい」「簡単に人との関係をつくりたい」「不愉快な反応は受けたくない」、その結果できたのがツイッターである。
・140字制限も重要なポイントで、下手な長文コメントで対話が停滞することもない。


坂村教授はブログやSNSよりも進化したものとして高く評価してる。TwitterはデンマークのプログラマーがつくったRuby on Railsでつくられており、2000年代の半ばにサンフランシスコで始まった。


親しい人が今何をしているかと知りたいので、何をしていると書き込み、それに感想の返事を書くサイトだったが、オープンに公開すると、知らない人でも関心のある人たちがサイトにあつまり、緩やかなつながりのコミュニティができる仕掛けである。


書かれてるものはブログとそんなに変らないが、短く速いリズムで会話が進んで行くのが若い人好みである。