2日目(一昨日)、3日目(昨日)の仕分けをそれぞれ3事業づつ見ました。初日はつながりずらかったのが改善されており、問題がなくなりました。


3日間をやったところでマスコミや官僚、野党の自民党から悪い評判がたくさん出たのには驚きました。例えばこうです。「公開処刑」「らんぼう」「荒っぽい」「見世物」「問答無用」「財務省主導」。。。私も同感です。


予算を削る作業は本来らんぼうなもので、嫌われる仕事なので批判されますが、今度は度をこしてます。今回の447の対象事業は財務省がムダだと思ってるものを選んでいるので、誰が評価しても無駄な事業なので、仕分け人が意気込むことはないのです。このあたりは仕分け人が大人にならないといけません。


仕分け人の人選がいけません。政治家でなく民間人で、元自治体首長、コンサルタント、経済評論家など、説明にきた官僚を平気で傷つけるような人なので、遠慮のない質問はどんな根拠法でやってるのかといわれてしまうのです。


叩かれた官僚がきのどくと思うこともありました。仕分け人があんなに叩いて、別のところで仕返しにあうんでないかと心配になります。


仕分け人の大半は政治家にしておけばこんなに批判はでなかったでしょう。また民間人を入れようと思ったら、公募にするとか門戸を広げなくてはいけません。あるいは北欧の市民議会ように制度にしておけば、民間人がやっても批判されることはなかったのにと思います。


うまくやれば、一罰百戒、見せしめ効果、反面教師として、対象にならなかった事業まで波及して、ムダ排除に有効だったんではと思います。


行政刷新会議の大臣以下、きめ細かい感性の人ではないのでしょう。やってることはいいことですが、やり方が下手で世間から批判されるのは惜しいことです