前回、エイモリー・ロビンズを話題にしたがその続き。


「風力発電はは石炭火力を追い抜く」


日本にはこんな認識はないが、アメリカにはある。テレビの画面にはテキサスの農家が出てきて、とうもろこし畑を風力に貸しているケースがでてきたが、貸し賃が入るので農家の経営は安定すると農家が話してる画面があった。


風力発電は関係者の利益になるので投資が進んでいる。その結果、発電量で石炭火力を抜くのが見通せるところまできた。


「理念によらない、一番安いかもうかるかの結果、省エネは利益になると人びとが気づいた」


利益になるから自然エネルギー投資が進むという話をロビンズはくどいくらいに何回もくりかえしていた。


鳩山首相が地球温暖化効果ガスを25%削減すると表明したら、財界から労働組合までコストアップになると合唱のように皆さけんだ。


日本はまだそんな状態である。25%減に挑戦すればそれは利益になりますよとロビンスなら言っただろうと思う。


社会がカネが儲かるという常識にはまだなってない。


「日本の技術は世界一、資源(太陽光や風力など)も豊富、でも自然エネルギーは進んでない」


自然エネルギーで日本はどうですかと問われロビンズが言ったのがこれである。電力という独占既得権益がまだがんばってるので進んでないというようなことを言った。


日本にもエイモリー・ロビンズのような人材が欲しい。