民主党の政策には財源がないというのが評判ですが、前原誠司さんがテレビで、「財源がないなんてありえない」と卒直な意見を述べてました。


「予算ではマニュフェストにある政策が第一順位、ここから予算をつけるので財源が足りなくなるはずはない、これに劣後する政策では財源不足になるかもしれないが。。。」


財源不足という批判について、民主党の議員はああだ、こうだと反論してますが、説明は説得力不足です。こういう説明の仕方は前原さんが始めてで、財源アリの最も明快な論です。さすが前原さん、なるほどと感心しました。


「生活第一」は民主党の標語で、これに劣後し財源不足になる所については前原さんは言及してませんが、農業団体、建設業団体、天下り公益法人への事業費や補助金、ダム、道路。。。自民党の基盤になっていたところだろうと思います。


民主党にも古い利権につながってる議員はいるので造反するかも、カットできるかどうか、12月にはわかることです。


予算がつかないので事業を止める所がたくさん出てくるでしょうが、なくても社会は困らないものが多いのだろうと想像します。


税金を使う仕組みのところはもう事業が出来ませんが、続けて事業をやりたいならやり方のイノベーションが起こる場所ですので、創造的破壊をやればいいんです。


こういう所からは社会起業の事業モデルが出てきそうな感じがします。そうなればいいんですが面白いことになります