ダイヤモンドのオンライン雑誌に竹井善昭さん(ソーシャル・ビジネス・プランナー/株式会社ソーシャルプランニング代表)が「 『社会貢献』を買う人たち 」を連載し始めました。


始まったばかりですが、一回目は「モノが売れないこの時代に、『社会貢献』が売れている」です。


サイトはここ


利己的な行動をとっていた消費者が利他的な行動をとるように昨年あたりから180度変ったことをマーケティングの立場から論じてます。


ソーシャルマーケティングはずいぶん昔からあるコンセプトですが、進化を続けており、ソーシャル・マーケティングの最近のトレンドを知るのにおすすめのサイトです。


そこに、こんなエピソードがあります。


関西一のお嬢様大学・神戸女学院大学の内田樹教授が、自身のブログにこのようなことを書いている。内田ゼミを希望する学生が掲げる研究テーマについて、これまでは「ファッション」「ブランド」「女子アナ」「美食」など、消費行動に関するものが多かったという。しかし、昨年はそのようなテーマはゼロ。それに代わって登場したのは、「ストリートチルドレン」「麻薬」「売春」「人身売買」「児童虐待」「戦争被害」「テロリズム」「少数民族」といった社会的なテーマばかりが並んだというのだ


へぇ~、そうなんだ、これが今日本社会に訪れている変化なんです。


彼女ちは、どんな卒論を書くのか、知的な刺激を受けた結果、どんな職業を選ぶのか、頭の変化の先で起こる行動を知りたいところです。


アメリカでは、NPO、NG0が一流大学生の就職希望先ベスト10に入ってる時代に変ってますが、方向は日本も同じです。やっと新トレンドに到達という感じです。


問題は、既存の企業がその新しいトレンドとどんな折り合いをつけるかですが、それは竹井さんのコラムが教えてくれます