フローレンス(病児保育サービス)から来たメールに08年度の業績が書いてあった。


「08年度はフローレンスにとり、飛躍の年でした」
・07年度に273世帯だった利用会員数は、6811世帯になった
・05年~07年度にかけて累計1484回だった出動回数は、08年度で2716回
・小さなマンションの1室だったオフィスは、立派なオフィスビルのワンフロアになった


成長のS字カーブの立ち上がり期に入ったようで、なりよりです。


他の社会起業でも同じような現象を聞きますが、日本でも社会起業が成長する時期に入ったようです。


ところで全く別の話ですが、昨日の民主党の幹部会議で、政権を取ったら揮発油税の暫定税率を来年の4月から廃止することを決めたようです。これでリッター20円ぐらいの税金がなくなります。


今ガソリンは120円代ですが、それが100円ぐらいになるのです。


物流業や家庭は助かりますが、この財源を当てにしている道路関係者、1万人ぐらいいるそうですが、は大変です。財政のムダを省くのに財源を止めてしまうと効果てきめんです。


民主党政権になると来年度からこんなことが始まります。


なくてもいい公共サービス、用済みのものなら、なくなってもすっきりしていいですが、社会に必要なものなら費用を削減したり、品質を上げることをやるようになります。


このいい例がアメリカの公教育サービスです。日本だって同じです。


こんな理由で私は財政のムダがなくなると、半面で社会起業が成長すると思ってますが、こんなことから10年度も社会起業の成長環境が一層よくなるんではと思います。