これ、昨日あった社会経済生産性本部の生産性運動50周年記念生産性シンポジュームのテーマですが、パネラーとして参加しました。場所は新高輪ホテルで、200人ぐらいの会場がいっぱいに埋まりました。


生産性というと、労働生産性、資本生産性などのことですが、生産性本部は、21世紀の生産性を考え、「知識生産性」「社会生産性」「環境生産性」の三つのコンセプトを打ち出し、これから広める運動をやるようですが、今回のシンポジュームは、そのスタートというのでしょう。


聞きにきたのは、参加者名簿を見ると、企業の生産性向上部門の人、労働組合、共同組合関係者、自治体の人、経営コンサルタントなどで、パネラーの話を真摯に聞いていたという感じでした。

民力による社会生産性を論じるなど、初めてのことではと思いますが、テーマが斬新で先端的なので、いったい何を話すのかという興味で、これだけの人を集めたのだと思います。


私は、民力による社会生産性の向上は、経済にも産業にも企業経営にもプラスに働き、日本でもおおいに進むだろう、生産性本部がそれに目をつけたのは卓見で、実際にそれをやってるのが社会起業家で、すでにたくさんの人がそれを目指し始めた、ぜひ皆さんも支援して欲しいという話をしました。


ここにきている人は、社会起業家など聞いたことがない人が多かったのだと思いますが、労働生産性向上の関係者が、民力による社会づくりにこんなにも関心を持っているのには驚きました。

オールドセクターの人が、これに関心を持つなど、時代はずいぶん変わってきているのですね。